たぴみる・歌い手@渋谷14:47

東京には、中学生くらいの頃から出てきたくて出てきたくて仕方がなかった。
だから、こうやって出てこれてるのが嬉しいし、東京が大好き。
こうやって渋谷にいるだけでもいろんな人がいて、それぞれの人生を歩んでる。
人が行き交うのを眺めているの、好きなんです。
この人はどんなことが好きで、どんなことに生きがいを感じているんだろうって。
そんなことを想像するのが楽しい。

なにより歌をうたうのが大好き。もっといろんな人に届けたい。
昔から、お母さんの自転車の後ろで歌ってました。そのころ歌ってたのは、チューリップのうたとかかな。
いつも歌っている子だね、って近所でも言われてたくらい昔から好き。
わたしが育った街はなにもない田舎で、外でイヤホンを聞きながらずっと音楽を聴いていました。
高校で軽音部に入ってバンドを組んだりもしてました。いまはバンドしてないから、またやりたいなあ。

ちょっぴり寂しい曲が特に好きなんです。
好きな作詞作曲家さんは、ryoPさん。Supercellと出会っていなければ今は違う夢を追っていたかもしれません。
わたしが歌をうたうのは、ちょっと前のわたしみたいに悩んだり苦しんだりしている人に、
「そんな気持ちを抱えているのは、あなただけじゃないよ。」って伝えたいからなんです。
誰だって悲しい気持ちになるときだってあるし、それを自分でだめだ、って思わなくてもいいんだよ、って。
時にはそんな気持ちに浸ってもいいんだよ、もっと自分の感情を出してもいいんだよって伝えてあげたいんです。
そのために、歌をうたってます。
沢山の感情を高ぶらせる。そんな曲をもっと届けていきたいです。

girl:たぴみる
photo:原 哲也
story:前田 沙穂