あやか・デザイナー@外苑前13:26

学生時代からデザインの勉強をしてきました。
「デザイン」といっても、学生時代に学んだこと、いま作っているもの、これから作ろうと思っているものは全然違います。

学生時代は工業デザインを学びました。
きっかけはケータイです。
ある日、深澤直人さんが手掛けた携帯電話をCMで目にして心を奪われました。
真四角のガラケーだったんですけど、シンプルでパキっとしたボディにネオンサインが映えてとにかく格好良かったんです。
ケータイのデザインって面白いな、どこで学べるんだろう。
それで美大に行こうと思ったのが全てのはじまりでした。

ただ、大学で実際にモノを作り始めてから自分のやりたいこととは違うような気がして。
昔から好きだったのはファッションよりなデザインで、中でもアクセサリーを作ること。
だったら、私が本当にやりたいのはジュエリーのデザインなんじゃないかって。そこでやっと気づきました。

社会人になってからは唯一内定をもらった映像制作会社でCGデザイナーとして仕事をしてきました。とても華やかでやりがいのある仕事なのですが、やっぱりジュエリーへの憧れが捨てきれなくて。
最近になってやっと意思が固まって、春にはジュエリーデザインの聖地・イタリアへ行ってきました。

工房とか持てたら、万人向けじゃないジュエリーを作りたいです。
大量生産されるようなものじゃなくって、有機的で同じものがない作品。
天然石をランダムに砕いて金でコーティングするとか。
自分のお店を持ちたいとかそういう大きな目標はまだないんですけど、身近な友達が喜ぶようなジュエリーをデザインして、すべての工程を一人でやる。一生職人気質でいたいですね。

girl:あやか
photo:山内 信弘
story:吉田 ハルカ