何もできなくても何かできることを証明したいと思って世界一周してきました

あやの・大学生@外苑前 13:25

2017年1月から8ヶ月間、わたしは恋人のジャクソンとともにLINE LIVEをしながら世界一周に行ってきました。

2015年11月ころ。部活動引退して、世界一周することを決めたんです。就活を目の前に今後の人生について考えたとき、今やらなきゃ、一生挑戦することはないだろうなと直感で思ったんです。なんとなく楽しく過ごしてきた大学生活だけど、こんな生ぬるい大学生活を過去の自分は想像していたっけって。

ここで本当にやる人にならなきゃって思ったんですよ。とはいえ、世界一周するお金なんてどこにもなくて。
でも、当時のわたしのインターン先の社長に、旅に協賛をつければお金の心配をしなくていいんじゃないかと言われたんです。そんな選択肢もあるのかと思いっきり真に受けました。まあ、のちにそれがめちゃくちゃ難しいことだとわかるんですけどね。

企画書とかつくったんですけど、びっくりするほどダサくて。
自分たちなりに、社会人からもらったアドバイスを反映させても全くと言っていいほどいい反応を貰えなかった。なんで?その度に悔しくて泣いた。
諦めの悪いわたしと、少し諦めかけのジャクソン。ケンカもよくしたな。

本当に諦めかけたときは何度もあったけれど。それでも諦めずに50社以上の会社にアプローチして、そのうちの4社が奇跡的に会って話を聞いてくれることになったんです。全く自信のない中途半端な企画書を片手に、震えながら会社を訪れました。

何の特徴もない普通の一般的な大学生が、企画書をもって突撃してくるパワーを褒めてもらったこともあれば、聞く耳を全く持ってくれずボロカスに批判されてアポが終わったこともありました。

協賛を集めて世界一周したい、とFBに投稿したことをきっかけに個人的な協賛をお約束してくれる人もいました。ただ、協賛を条件に宗教のセミナーに半ば強引に誘われたり、話を聞きたいとメッセージを送ってきた人に呼び出されて突然説教されたこともあった。

諦めたくなくて、ブログ書いてみたり、SNS運用してみたり、できることならなんでもした。でも無理している自分たちがいたんです。

そんなとき、ある人の勧めで、LINE LIVEを始めたんです。それまでの色々なSNSメディアとは違って、スマホだけで手軽に生中継みたいなことができる面白さを感じました。

それから無理なくほぼ毎日LIVE配信ができて。やっと、続けてみたいと思えるものに出会えたんですよ。

なんだか今でも夢のようなんですけど…
それから1ヶ月後くらいに、その人に紹介してもらってLINE本社に行ったんです。世界一周しながらLINE LIVEをするという企画書を2人で全力で作って。

そしたらなんと協賛してもらえることになったんです…!
しばらく信じられなかった。本当に信じられなかった。

そこからいろんな方と巡り合い、協賛いただける企業が増えたんです。不思議。

1月19日、アメリカ出発。前日までドタバタしてましたね。それで旅立ってから早速ジャクソンが買ったばかりのPCをなくしたんですよ。本当にやらかしてくれる(笑)

これまで、無我夢中で走ってきた何もない2人が奮闘した爪痕を残したい。背中を押して応援してくれる人たちに恩返しがしたい。旅をしっかりやりきって、自分に自信を持てるようになりたい。その一心で旅を終えました。

旅に出るまで本当に何者でもなかったし、今もまだ何者でもないんですけど、「何もできなくても何かできることを証明したい。」って思いだけでここまで走り抜けました。これからもこういう自分たちでいたいな。

girl & boy:あやのジャクソン
photo:横塚 まよ
story:横塚 まよ