大阪から乗った夜行バスが到着する街は、いつも新宿でした。

あつみ(25)会社経営者  新宿@15:00

学生時代、大阪から乗った夜行バスが到着する街はいつも新宿でした。

就活中は交通費を浮かせる為に、4列シートの3000円の夜行バスに乗って。
朝起きたら東京の街が広がっていて、「大阪から東京の女になったんや」みたいな感動があって、山手線って聞くだけで「めっちゃ東京やん!」みたいな(笑)。

東京の女の子はみんな可愛く見えて憧れてました。もっと東京を知りたいって思って、大阪出よう!って強く思って。
大阪の友達は、地元にいる子が多いです。そんなに何かを頑張る、とかしたくないって言う子もいる。
だから私が会社を経営しているのとかを見ても、「あっちゃん経営者がんば(笑)」みたいな感じ。仲良しの友達だからこそ、ちょっと悔しいって気持ちもある。
挑戦してる自分がイタイのかなって。でも、意識は高く持ってた方が絶対面白いから。

もし会社を作ってなかったらパン屋とかカフェとかやってたんじゃないかな、って思います。今の仕事は、普通の女の子とくらべて、正直大変だなってことあると思うけど、簡単にはやめられないです。責任もあるし、今の仕事をやってない人生は考えられない。

高校時代は私服校のダンス部で、堀江とかで古着買ってたなあ。金髪の女子高生だった。
だから当時、東京はベンチマーク。ライバルって感じ(笑)。
小学生からダンスをやっていて、その頃の夢はダンサーだった。でも自分才能ないな、って気づいてからはまだ才能がありそうだったデザインに関する仕事がやりたくて文化祭のポスター作ったり卒アル委員会に入ったりしてた。インターネットをめっちゃやってたからパソコンおたくって言われたり(笑)。
そういうことばかりやってたら、大学受験に落ちたんですよね。それで浪人しました。
でも、そのときしかできないことをたくさんやってたから全然いいって思ってた。 今しかできないことやるか、勉強するかだったら全然浪人でいい。そういう価値観はずっとありますね。


上京してきてよかったなあ、って思います。言いたかったことが言えてるって思う瞬間もあるし、欲しかったものは手に入れた気がする。できなきゃいけないことができなくて、無力さに帰り道で泣いたりつらい日もめっちゃあるけど(笑)

今一番楽しいことかぁ。彼氏とごはん食べることかなぁ。
これから1番やりたいこと は、勉強!実力をつける。そして結果を出すことです。
世界中のカップルを幸せにできて、大切な人を大切にできる世界を作ることを毎日考えてます。

text:saho maeta
photo:nobuhiro yamauchi